【さぁ、初詣だ!】
「ダンナー!あけましておめでとー!」
「おぉ、アクセルか。どした?」
「今から皆を誘って初詣に行くんだ。ダンナも行こうよ。」
「今の時間なら・・・いいか。で、誰誘うんだ?」
「う〜ん、まずは・・・梅さん辺りかな?」
ピンポーン
「・・・出ないね。」
「留守か?」
「あれ?でも鍵開いてる・・・」
「入ってみるか。」
「そだね。おじゃましまーす、梅さん、いるー?」
うっとり・・・
「うわぁ・・・」
「どうした?」
「刀を眺めてすっごいうっとりしてる・・・」
「よっぽど嬉しいんだな・・・おい!」
「んお?あぁ、お前らか。どうしたんだ?」
「初詣行こうと思ってね。誰か誘える人いる?」
「んー、あいつ呼んでみるかな。」
「あ、ケータイ出した!」
「ヤフオクだ!!」
「前に聞いた!」
「んじゃあ早速・・・」
プルルルル、プルルルル
「はい、JF快ぞ」
「よぉ、ヤフオク男。」
「お前か・・・」
「今から初詣行くんだ。まぁつまり俺が何を言いたいかというと・・・来い!」
「えー、初詣?そんなら自分達で行くから別に」
「皆で初詣ですか?いいですね、行きましょうよ!」
「うっ・・・」
「よし、じゃあ座頭神社に集合な。さっさと来いよ!」
ピッ
「ところでカイは誘わないのか?」
「あいつなら今、【聖騎士団だよ!全員集合!!〈新年特別号〉】の収録中だ。」
「詳しいね、ダンナ・・・」
「まぁな!」
「着いた着いた。っと、あれは・・・」
ゴーーーーーーーーーーーーー
「あ、梅さん達だ!お年玉くれ!」
「やんねぇよ、このスットコドッコイが。」
「どうでもいいがお前、絶龍をタクシーにすんな。」
「・・・?なぁ、あれって闇慈じゃね?」
「ノムさんもいるよ。」
「よし、まずは例の台詞で攻めてみよう。」
「よっしゃ!お、チップ!」
「なんだ?」
「僕らと一緒に素敵な未来へジャンプイン!いいから入ってファンクラブ!」
「いや、入んねぇよ。」
「ダメだったよ。」
「うむ、では次は彼らに馴染み深い例の聖騎士団風に・・・」
「よし!ザトー様ファンクラブに、入りませんか?」
「だから入らねぇって。」
「何やってんだ、お前ら?」
「見て分からんのか。ザトー様ファンクラブの勧誘だ。なぁ、副会長!」
「おう!目指せ、会員1万人!」
「染まってきたなー。」
「ザトーさん、いい人だしな!」
「照レルナ。」
「というかザトーは死んでてあれはエディだろ?」
「あぁ、なんかこのサイト内では実はザトー生きててエディと意気投合したらしいよ。」
「ソノ通リ。私ハ生マレ変ワッタ・・・強イテ名前ヲ言ウナラザトー+エディデ【エトー】ダ。」
「だってさ。」
「・・・まぁ、こいつらはほっとこう。それよりジョニーらはまだか?そろそろ待ち合わせの時間になるぞ。」
「え〜っと・・・あ、いたいた!こっちだよ、こっち〜!」
「よう、来てやったぞ(ホントはお前らと合流したくなかったけどな)。」
「皆さん、こんにちは。明けましておめでとうございます。」
「ございます!」
「ございます。」

「・・・!?」
「まぁ、テスタメントさん!お久しぶり。」
「あぁ、元気そうでなによりだ。」
「お前、いつからいた・・・?」
「お前達が船を降りた直後からだ。」
「てかなんでいんのさ?」
「ディズィーがいるからだ。」
「へぇ・・・」
「そんな事よりお前達、賽銭はやったのか?」
「いや、まだだ。人多いしな。」
「では人払いをしといてやろう。ここは我がアサシン組織直属の神社だからな。」
「だからあんな名前だったのか・・・」
「すげー、全然人いねぇや。」
「フッ、任せろ。」
「アサシン組織のにしては結構普通だね。」
「一般の客が大多数を占めるからな。おかしな真似は出来ん。」
「賽銭箱にザトーの写真がでっかくプリントされてんのは大問題だと思うけどな・・・」
「どれ、んじゃあ賽銭入れてとっとと終わらすか。」
「願イ事ヲスルノヲ忘レルナヨ?」
チャリン、チャリーン
グワラン、グワラン、グワラン・・・
パン、パン
「(今年こそ、ジョニーが僕の物になりますように!)」
「(今年こそ、雑用係が私からメイに移りますように・・・)」
「(今年こそ、JF快賊団に入団できますように・・・!)」
「(これ以上酷い目にあいませんように・・・)」
「(笑点が週二回!)」
「(毅師匠をオーバーソウルできますように!)」
「(世界ガ平和デアリマスヨウニ・・・)」
「(ザトー様ファンクラブの声出し隊長ゲット!)」
「(友達100人!)」

チラッ
「(なんでこっち見んだよ・・・!)」
「(刀は手に入った・・・次に俺が望むとしたら・・・そうだ!)」
「(う〜ん、願い事かぁ・・・どうするかな〜・・・)」
「金!」
「ヒィ!?」
「金!金!金ーーー!!」
「ちょ、ちょっと、梅さん!」
「金!金!・・・ん?なんだ、アクセル。」
「願い事を声に出したらダメだから!それにそんな願い事ならなおさらダメだよ!!」
「そうか?そいつぁ悪かったなぁ、はっはっは。」
「(はぁ・・・結局願い事は・・・あぁ、あれでいいや。真月堂の鎖鎌ゲット・・・!)」
「賽銭が終わったら次はおみくじ!おみくじ引かせてくださーい!」
「うむ、一回100円だ。」
「!?」
「引退したんじゃねぇのか・・・?」
「流石に金が足りなくなってね。」
「で、実際なんでこいつがいるんだ?」
「金くれっていわれたから働けと言い返しただけだ。」
「ふーん・・・」
「スマン、私も2回分引かせてもらいたいのだが・・・」
「・・・いきなり出てきたことはこの際置いとくとして・・・なんで2回なんだ?」
「あぁ、大統領に「私の分も引いてきてくれ」と頼まれてな。」
「なぁ、お前もしかしてパシリ扱いされてんじゃねぇの?」
「ム、やはりそう見えるか?うすうすそんな気はしていたのだが・・・」
「そんな話はいいからさっさと引くぞ。」
「今年の俺の運勢はぁ・・・!」
【小吉】
「なんだ、小吉か・・・ダンナはどう?」
「あぁ、俺も小き・・・・・・!?いや、これは・・・」
「どしたの?」
「(小吉・・・しょうきち・・・しょう・・・しょう・・・笑・・・笑吉・・・!?)・・・・・・よし!」
「なに小さくガッツポーズしてんのさ?」
「いや、気にするな。」
「僕は中吉か〜。ジョニーはどうだった?」
「え〜っと、俺は・・・・・・うを・・・」
【最凶】

「・・・・・・・・・・・・」
「・・・中身は・・・」
【ふっきれれば楽になれるよ。今までの敵がかけがえのない仲間に早変わりさ。】
「俺は絶っっっ対に屈しねぇぞ・・・!」
「なぁなぁ、梅さん。これってなんて読むんだ?」
「あぁ?おみくじの漢字くらい読めろよお前・・・どれ。」
【秀吉】
「・・・え?ひでよ・・・違う、これはおみくじだからありえねぇな。しゅうきち、じゃねぇの?」
「それっていいのか?」
「さぁな〜・・・秀ってくらいだからいいんじゃねぇの?」
「ふーん・・・」
「さてさて、俺は・・・」
【信長】
「なんだよこれ!?吉ってすらついてねぇよ!なめてんのか!?」
【本能寺に行くとたぶん燃されるから注意】
「行かねぇよ!ていうか本能寺が燃されるんじゃねぇのかよ!?ずいぶんアバウトだなオイ!」
「なぁ、大丈夫か?なんか突然叫びだしたけど・・・」
「はぁ、はぁ・・・あぁ、大丈夫だ。てかお前のおみくじ、たぶん読み方違ったわ。」
「え、マジか!?」
「あぁ。ま、読み方は自分で考えな。」
「・・・・・・!?」
【皿洗い】
「なんだこれは!?」
【想い人を追跡(ストーキング)中、買い物帰りのチャイニーズに捕まり強制労働を強いられるでしょう。】
「(またえらく具体的な・・・)・・・お前は何が出たんだ?」
「え!?えと、私のは・・・秘密です。」
「なんだ、凶が出たりしても恥ずかしがる事はないぞ?(現に私は吉でも凶でもないのが出たしな)」
「そういうわけじゃないんですけど・・・秘密です。」
「そうか・・・まぁ無理に見せろとは言わんよ。」
「(【腹黒、カッコわるい】って書いてあったなんて、とてもじゃないけど言えない・・・)」
「さて、二つ引いたことだし私は帰るとしよう。」
「自分の開けてかないんだ?」
「うむ。二人で開けようと大統領から言われてな。」
「奴はそういうキャラではなかった気がするのだが・・・」
「さぁ、副会長!我々も開けようじゃないか!」
「応!」
ガサガサ・・・

「大吉だ!!」
「まぁ待て、落ち着け。重要なのは中身だ。」
「えーっと、なになに・・・」
「【探し人、見つかる】!?」
「【友達が増える】!?」

チラッ!
「(だっから・・・なんでこっち見んだよ・・・!!)」
「ところでザトー様は何が出たんですか?」
「エ?アァ、俺ノカ。ハイ。」

「どれどれ・・・」
【ドナルド】
「日本語ですらねぇ!?」
【頑張れば今年中に○ナルドマジックを会得できるでしょう。】
「あれって会得できる物だったのか・・・」
「てか○ナルドマジックって具体的に何が出来るんすか?」
「ウ〜ン、ハンバーガートカガ出セルヨウニナルンジャナイノ?」
「・・・!?それはすごい!是非会得してください、ザトー様!!」
「エ、マァ、ソコマデ言ウナラ頑張ロウカナ・・・」
「ザトー様がそれを使えるようになれば、我が組織はファーストフード業界に進出できるぞ!」
「・・・!?なるほど!知名度を上げて会員を増やす作戦か!」
「・・・・・・なんかもうわけ分かんねぇなあいつら。」
「元からわけ分かんなかったし、別に問題無いだろ。」
「で、これからどうするんだ?」
「あ〜・・・・・・新年会だな。」
「我々は仕事がるので、新年会には途中から参加しよう。さぁ、行こうか。」
「応!」
「場所ガ決マッタラ電話シテクレ。」
「任せろ!」
「じゃあ誰の家でやる?」
「俺ん家は小せぇから無理だな。」
「俺もー。」
「俺のは・・・家とは言い難いかな・・・?」
「家は無い。強いて言うなら森だな。」
「あ〜・・・森は勘弁だなぁ。寒そうだし・・・あ、俺も家無いから。」
「ということはお前ん家で決定だな。」
「え、うそ!?俺ん家!?」
「よし、お前の船なら結構でかいから問題無いだろう。」
「ちょっと、俺はまだいいとは言って」
「じゃあ俺の龍に乗ってくか?たぶん全員乗れるぞー。」
「よーし、行こ行こー。」
「ちょっとぉ!!」
「(やっぱり【最凶】だからかなぁ・・・?)」
〜ツェップにて〜
「おみくじ、買って来ましたよ。」
「よし、開けるか。」
ガサガサ・・・
「・・・・・・?これ、ホントにおみくじ?」
「なぜですか?」
「いや、家康って書いてある・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「ためしにお前の開けてみ?」
「そうですね。」
ガサガサ・・・
「【明智】・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
(C) Sammy2003/1998-2003 ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd.
(C) Sammy 2003 ALL RIGHTS RESERVED