【ZFC主催クリスマスパーティ】

 

   「えー、この度はザトー様ファンクラブ・クリスマスパーティにおこしいただきまことに・・・」

   「なぁ・・・」

   「・・・なに?」

   「なんだ?これ。」

   「あぁ、これはね・・・」

 


 

  〜闇慈宅〜

 

  トゥルルルル、トゥルルルル

 

   「お、電話だ。」

 

  ガチャッ

 

   「はい、御津です。」

   「やぁ、副会長。」

   「なんだ、ヴェノムか・・・」

   「今回、ザトー様ファンクラブでクリスマスパーティを開く事になってな。」

   「ふ〜ん・・・」

   「が、ファンクラブ会員は皆、用事が入って欠席なのだよ。」

   「つまり俺に来いと・・・?」

   「無論だ。それと同時に参加者を五人ほど集めてきてくれ。2人だけでは寂しいしな。」

   「はぁ!?そんなの誰も来ねぇよ!!」

   「ちなみに5人以上来なかったら、もれなく君の家へダークエンジェルをプレゼントだ。

   「・・・頑張ります。」

   「じゃあ今からFAXでチラシを送るから、こっちの方は適当にばら撒いてくれ。必ず5人以上勧誘して連れて来るんだぞ?じゃ。」

 

  ブツッ

 

   「はぁ・・・さて、頑張るかな・・・」

 


 

   「というわけさ・・・」

   「ふ〜ん・・・なんかあまりにも説得の仕方が必死だったから来てみたが・・・そういうわけだったのか。ってか始まりの言葉長くね?」

   「・・・うわけで、このパーティの料理は紗夢に作ってもらった物で・・・」

 

  バァン!

 

   「あ、テスタメントだ。」

 

  カッカッカっカッカッ

 

   「な、なんだよ?」

   「ディズィーは何処だ?」

   「え・・・あ、あぁ!奴なら今日は風邪で休みだ。」

   「・・・・・・・・・・・・」

   「・・・・・・・・・・・・」

   「・・・・・・・・・帰る。」

 

  バタン!

 

   「・・・まぁ、そういうわけで今日は楽しんで」

 

  トントン

 

   「・・・?なんだ、せっかく締めようというところを・・・」

   「ヨ。」

   ザトォォォォォォ様ァァァァァァァ!!」

   「あれ、ザトーって死んでんじゃなかったか?」

   「突然の出来事に気が動転しているんでしょう。」

   「悪イナ、遅レタ。」

   「え、ですが何故ザトー様がここに・・・」

   「アァ、アノ男ニ誘ワレテナ。」

   「・・・!?」

 

  カッカッカッカッカッ・・・ガシッ!

 

   「え、いや、なに!?」

   「・・・・・・グッジョブ・・・!」

   「はぁ・・・どうも。」

   「君はこれから・・・名誉副会長だ・・・!

   「いや、いいよ、そんなの!」

   「フッ、遠慮するな・・・それでは宴の始まりだ!!」

 


 

   「あらかたグループが固まったな。」

   「そうですね。」

   「二人で話しててもネタ尽きるだろうし、他の連中を見に行くか。」

   「そうするか。」

 


 

   「いや〜、ホントよくやってくれたよ、名誉副会長!!」

   「いや、あの・・・だからマジでやめて、その呼び方・・・」

   「何を言っている!これはとても名誉な事なんだぞ!!」

   「そんな名誉いらないからさ・・・ホント・・・」

   「本人ガ嫌ガッテイルンダ。ヤメテヤレ。」

   「え、ですがしかし・・・」

   「嫌ガッテイル事ヲ強制スルノハヨクナイゾ?」

   「う〜ん・・・そうですね。ザトー様がそういうのなら。」

   「(・・・い、いい人だぁ!)」

   「なんかエディさんって常識人ですね・・・」

   「・・・だな。」

   「それじゃあ次行きますか。」

   「応。」

 


 

   「なぁなぁ、この料理はなんていうんだ?」

   「それは棒棒鶏絲アル。」

   「じゃあこれは?」

   「そっちは炸醤麺アルね。」

   「・・・・・・・・・普通だな。」

   「・・・・・・・・・えぇ、普通ですね。」

   「面白くないからとばそう。」

   「賛成。」

 


 

   「よぉ、楽しんでるかぃ?」

   「正〜直今の会社じゃやっていけないよ〜。」

   「え?あ、そうなんだ・・・」

   「聖徳太子?あぁ、拳法の達人ね。」

   「は!?何言ってんの!?」

   「ん?あぁ、カタパルトさ。」

   「あそこ、会話になってねぇな・・・」

   「まぁ・・・ザッパさんですしね・・・」

   「あ!お前らいいところに!助けてくれ!!」

   「・・・・・・・・・・・・」

   「【快賊団のジョニーが仲間になりたそうな目でこちらを見ている。仲間にしますか?】」

   「【いいえ】だ。」

   「なんだよそれ!?」

   「よし、次いくか。」

   「えぇ、そうしましょう。」

   「お前ら、ちょっと待てよ!!」

   「待て!中身はロボじゃないのか!?」

   「待たねぇよ!ロボじゃねぇよ!!」

 


 

   「このクリスマスパーティは最高だねぇ!!」

   「あぁ!最高のクリスマスパーティだ!!!」

   「ご機嫌だな、お前ら・・・」

   「やけに活き活きしてますね。」

   「まぁね!」 「まぁな!」

   「見てくれよコレ!」

   「あ?・・・このパーティのチラシ・・・だよな。」

   「違う違う。ここだよ、コ・コ!

   「(うわ、ウザ・・・)え〜と、・・・【プレゼント交換があります。参加者は全員、武器を提出の事。武器が無い人は代わりとなる物を。】?あぁ、これの事ですか。」

   なぁにぃぃぃぃぃぃ!?」

   「なんだテメェ、ついて来てたのか。」

   「いや、それよりなんだよそれ!おい闇慈!聞いてねぇぞそんなの!!」

   「えー、だって言ったら来ないじゃん。」

   「ふざけんなよ!!!」

   「マァ落チ着ケ。コンナ所デ駄々ヲコネルノハミットモナイゾ?」

   「ですよねぇ〜?」

   「(あ、ウゼぇ、こいつら・・・)」

   「今さら逃げようったってそうはいかねぇぜ?」

   「さぁ、とっとと武器を出してもらおうか・・・!」

   「あ!テメェら失うもんが無いからって調子に乗りやがって・・・」

   「それではそろそろプレゼント交換をはじめます。」

   「うをぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 


 

   「さて、提供されたプレゼントを表にまとめてみた。」

 

封炎剣

絶扇

封雷剣

コメリ鎌

イカリ(真月堂)

ヤフオク刀

ティーカップコレクション(高額)

刀(真月堂)

バラブシュカ+ケース

招き猫

道中でござる(全話録画ビデオ)

 

   「・・・!?」

   「また絶扇取られた・・・俺ってつくづく縁がねぇな・・・」

   「安心しろ副会長。今回はダーツで決めるから自分の物を取り返す事だって可能だ。」

   「シマッタ・・・プレゼントノ用意ヲ忘レテシマッタ・・・」

   「ご安心を。私がもらった物をザトー様に差し上げます。」

   「エ、ソウ?悪イネ。」

   「チップ・・・お前なんで招き猫なんだよ?俺だって刀出したのに・・・」

   「あの猫は日本のサムライが実際使ってた物なんだぞ!とっても強いんだ!!」

   「じゃあ一番手は・・・」

   「はい!」

   「え〜っと・・・」

   「はいはいはいはいはいはいはいはい!!」

   「うるっさいなー。」

   「俺だ!俺がやるんだ!!」

   「いいや!ここは譲れない!!」

   「すっこんでろテメェら!ビデオは絶対死守だ!!」

   「・・・・・・・・・・・・」

   「じゃんけんぽん!」

 


 

   「うぉっしゃあ!一番!」

   「ニ番か・・・」

   「・・・・・・三番・・・」

   「よし、じゃあいくぜ・・・ドォラゴンインストォーーーゥル!!」

   「うわ、すっげぇ気合の入り方・・・」

   「ぬぉりゃあ!!」

 

  カッ! 【封炎剣】

 

   「なっ!?」

   「お、自分のを取り返したな。良かったじゃないか。」

   「い、今の無しに・・・」

   「ダメだ。・・・次!」

   「よっし・・・狙うは家一軒(バラブシュカ)!だぁ!!」

 

  カッ! 【道中でござる】

 

   「あ、俺のだ。」

   「!?」

   「ビ、ビデオ・・・前の方がマシだったかも・・・」

   「まぁまてアクセル君!そのビデオをくれたら僕のこれをあげよう!!」

   「え?封炎剣じゃん!?いいの!?」

   「あぁ、悔いは無い。」

   「(ソル・・・そこまで・・・)」

   「うむ。次は・・・」

   「ついに!ついにこの時がやってきた!!」

   「こっちもこっちで気合がスゲェ・・・」

   「ホアァァァァァァ・・・」

 

  一同 「・・・・・・・・・・・・」

 

   「届け!この想い!!」

 

  スカァン! 【刀(真月堂)】

 

   やったぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

   「うわ、マジかよ・・・とられちまった・・・」

   「じゃあ次はジョニーがやるか?」

   「ん、じゃあそうするかな。封雷剣とかも残ってるし・・・よっと。」

 

  カッ 【ヤフオク刀】

 

   「うそ!?」

   「プッ。」

   「・・・おい、なんか言ったか?」

   「いやぁ〜?別にぃ〜?俺は真月堂手に入れたしな〜。・・・プッ、ヤフオク。

   「クッ、元々はテメェのだろうが・・・!」

   「じゃ、次は俺が・・・とう!」

 

  カッ! 【イカリ(真月堂)】

 

   「あー、取られちゃった・・・ま、いいか。別の持ってくれば。」

   「・・・?どういう事ですか?」

   「ウチのイカリは全部真月堂なんだよ?」

   「えっ!?」

   「って、なんでジョニーのダンナまで驚いてんのさ?」

   「いや、俺はそんなことした覚えは無い!」

   「なんか最近お前やられキャラだな〜。」

   「クッ・・・」

 

  ぽん・・・

 

   「・・・・・・仲間。」

   「触んな!それと哀れみの目で俺を見るな!!」

   「いやぁ・・・今日はいい日だ。仲間まで出来ちゃった。」

   「仲間じゃねぇ!!」

   「ファンクラブの声出し隊長、やるか?」

   「やらねぇ!!」

 


 

   「さて、次は私ですね・・・はっ!」

 

  カッ! 【ティーカップセット】

 

   「あ!ティーカップだ!!一体誰が!?」

   「私ね。」

   「ありがとう!ワーイワーイ!」

   「・・・なんか俺だけひどい目見てる気がする。」

   「ま、ヤフオクだしな〜。」

   「・・・・・・仲間!」

   「ワーイワーイワーイワーイ!」

   「お前ら少し黙れ!!」

 


 

   「じゃあ、俺いくなー!」

 

  カッ! 【コメリ鎌】

 

   「・・・え。」

   「やったな。リーチが伸びて底辺脱出だ。」

   「いや、でもコメリじゃん・・・」

   「プッ、コメリ。」

   「ウザッ!・・・まぁいいや、今日は仲間というかけがえの無いクリスマスプレゼントをもらったしな・・・(チラッ)」

   「こっち見んな・・・」

   「次は僕だ!や!」

 

  カッ! 【封雷剣】

 

   「なんだ、封雷剣か。」

   「なぁ、カイ。お前のアレ、神器だろ?「なんだ。」とか言われてるぞ?」

   「ワーイワーイワーイ!!」

   「聞こえてねぇしな・・・」

   「よし、私はザトー様に神器(絶扇)をプレゼントだ!マッセ!!」

 

  スカーン! 【招き猫】

 

   「ザトー様、どうぞ。」

   「イヤ、オ前今「いらないから押し付けよう」トカ思ッタロ。」

   「次は俺だ!よっ!」

 

  カッ! 【絶扇】

 

   「Oh−!ジャパニーズ・戦える・ハリセーン!これで俺は2刀流だ!!」

   「だからハリセンじゃ・・・」

   「蝶を出して中下段同時攻撃だ!ィヤッホー!!」

   「さて、あらかた終わったか・・・ム、私のがまだ残ってるな。あとやってない人は・・・」

   「はい。」

   「お前か・・・」

   「家一軒はありがたく頂戴していくわ。」

   「ナンカ最近ドンドンリッチニナッテクナ、オ前。」

 


 

   「ではそろそろ解散にするか。」

   「是非また誘ってくれ!!」

   「ビデオだ!」

   「ティーカップだ!」

   「ワーイワーイワーイワーイワーイ・・・」

   「封炎剣か〜・・・よく考えたら後から理不尽に奪い返される気がする・・・」

   「なぁ闇慈。龍ってどうやって出すんだ?乗って帰りたいんだけど・・・」

   「は?仮にも神器だぜ?そう簡単に使えるわけ無」

   「お、出た!じゃーなー。」

   「え・・・」

   「私たちも帰ろうか。」

   「そうだな・・・はぁ、しばらくはヤフオクか・・・」

   「このイカリ・・・重い・・・」

   「・・・・・・・・・・・・」

   「さて、じゃあ片付けだ、副会長。」

   「え〜、二人だけで〜?」

   「俺モ手伝オウ。」

   「そんならやりますよ!喜んで!!」

   「おぉ、やっと君もザトー様の素晴らしさが分かったか!」

   「あぁ!良い人だな!」

   「よし、では・・・片付け、始めるか!」

 

 

 

終わり

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